満月寺左手の田園の中に日吉塔と呼ばれている塔がある。
宝筐印塔は昔、法華経を読んだ寺には必ずあるが、この塔は特に大きく、地上4メートル40センチ、台石は一部埋もれている。中央の四角(塔身)の四面には、普通梵字があるが、ここのは文字は一字もなく正面には祠状に深く刳られ、中央には経文を納めたかあるいは息抜きのためか、穴がある。深さは今もナゾになっている。またこの正面には観音開きの扉の跡も残っている。
上の笠石の四隅の石、(学者の名称では耳飾りとか隅飾りという)が別石で、しかもほとんど垂直になっている。このような点が他に類、例の無いところである。
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